診療・ケア サンプル
Surgery外科
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苅谷動物病院グループでは外科に力を入れています!
- 骨折は放置すると危険!
- 骨折の可能性がある場合、レントゲン検査は必須です
- 苅谷動物病院グループでは骨折の治療実績を数多く持っています
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飼っている犬・猫にこんな症状はありませんか?
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症状
- 歩行異常
- 関節や骨格の変形
- 筋量の低下
- 関節可動域の制限
- 肢の挙上
- 肢への体重負重の減少
- 関節の疼痛
- 全体的な動きの悪化
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考えられる整形外科疾患
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小型犬に多い疾患
- 各部位の骨折、外傷性脱臼、先天性肩関節脱臼、先天性肘関節脱臼、股関節脱臼、大腿骨頭壊死症、膝蓋骨内方脱臼、前十字靭帯断裂、脛骨内弯症、免疫介在性関節炎
など
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大型犬に多い疾患
- 各部位の骨折、外傷性脱臼、離断性骨軟骨症、肘関節形成不全、先天性肘関節脱臼、股関節形成不全、膝蓋骨外方脱臼、前十字靭帯断裂、変形性関節症、免疫介在性関節炎
など
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猫に認められる疾患
- 各部位の骨折、外傷性脱臼、股関節形成不全、膝蓋骨脱臼、大腿骨頭すべり症、遺伝性代謝性疾患(蓄積病、骨形成不全症、スコティシュホールドの骨軟骨異形成症、先天性甲状腺機能低下症、くる病など)に起因する歩行異常、栄養性整形外科疾患(栄養性二次性上皮小体機能亢進症、腎性二次性上皮小体機能亢進症、ビタミンA過剰症など)に起因する歩行異常、
など
犬の骨折の症状、治療法、症状
骨折の多くは、様々な外傷の結果発生します。
トイプードルやポメラニアンなどの小型犬は、数十センチの高さから落下した場合にも骨折する場合があり、前脚(特に橈骨尺骨)の骨折が多く見られます。
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- 肢を挙げて地面につけない
- 触ると痛がる
- 抱こうとすると怒る
- 折れている箇所が熱を持っている、腫れている
- 折れている場所をしきりになめる
- 排便排尿がうまくできない
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骨折は自然治癒する?
骨が折れると、自然治癒力によって骨をくっつけようと細胞が集まってきます。こう言われると、「手術やギプスなんか必要ないじゃないか」と思われるかもしれません。しかし、このまま10日以上も放置してしまうと、変な角度のまま骨がくっついてしまったり、あってはいけない場所に骨が作られて生活に支障が出てしまったり、痛みや腫れが悪化してしまったり、痛いために折れた肢を使わないようにしていると長い期間をかけて筋肉や神経が萎縮し、歩行困難な状態になるおそれがあります。
手術をしない治療であっても、整形学的に正しい整復が必要です。また骨折してから日数が経過してしまうと手術しても完治が難しく、後遺症が残ることがあります。骨折が疑われる場合にはすぐに動物病院を受診してください。
検査
骨折と疑われる症状が見られる場合、次のような検査をして診断します。
レントゲン検査
痛がっている場所が骨折しているかどうか、また骨折の程度と詳しい場所の特定、健康な骨も一緒に撮影して骨折している骨がどれくらいの 太さや長さがあるのか、といった点を画像診断します。
骨折の状態を確認して、どういった治療方法が最適なのかを判断します。
治療の流れ
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➀ 問診・視診・触診
問診として、品種、年齢、主訴、発症時期、進行の程度などの情報からある程度、疾患の推測が可能となります。視診は診察室内での姿勢観察、起立時の肢の位置、体重負重の程度、筋肉の対称性などを観察します。場合により、筋量や関節可動域の測定を行います。次いで歩行検査により、歩様異常の有無を確認します。触診ではまず一般的な触診として体幹部、四肢の触診を行い、皮膚や筋肉組織の異常、関節の腫脹や熱感の有無を確認します。
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➁ 追加検査の実施
整形外科学的徒手診断として各関節可動域検査、キャンベル法、二頭筋腱テスト、肩関節引き出し試験、肩関節外転試験、アキレス腱、膝蓋骨脱臼の触診、前十字靭帯断裂の触診(脛骨前方引き出し試験、脛骨圧迫試験など)、股関節形成不全の触診(バーデンテスト、オルトラニーテストなど)を実施します。状態より神経学的検査を実施し、神経疾患との鑑別を行います。最終的にはレントゲン検査や超音波検査、CT、MRIなどの画像検査の結果から総合的に診断します。
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➂ 治療のご提案
疾患に応じて、治療法には保存療法と外科的治療がありますが、多くの疾患の場合、手術適応となります。
術前には血液検査、尿検査、レントゲン検査、超音波監査などを実施し、合併症の有無や全身麻酔下での手術が可能かを判断します。手術が必要な場合には、日程調整を行い、手術の方法や予後、麻酔や合併症に対するリスク、手術日までの注意事項などについての説明を行います。説明の中で不明な点や疑問な点があれば、随時ご相談ください。 -
➃ 治療の評価
治療の評価としては、ご自宅での歩様状態の確認、診察時の視診、触診、レントゲン検査、超音波検査などから判断していきます。
治療状況によりリハビリテーションや体重管理などをご提案します。リハビリテーションは運動機能回復をサポートし、関節機能の改善に役立ちます。
当院では、理学療法に加えて、運動機能の回復に有効なウォータートレッドミルなどによるリハビリ指導も行っています。
手術の流れ
手術を実施する際は、術前から入念に麻酔計画、術式の検討が必要となります。
以下は苅谷動物病院グループで実施した、前十字靭帯断裂に対するTPLO(脛骨高平部水平化骨切術)を行った際の手術の流れになります。
整形外科手術を始め、神経外科、軟部外科も原則以下の流れに従って行われます。
手術前日から当日にかけての注意点
- 手術前日は、お食事を22時以降は与えず手術当日は絶食でご来院ください。当日はお水は与えても大丈夫です。
- 子猫や子犬は絶食により低血糖になるおそれがあるため、手術前の食事については獣医師の指示に従って下さい。
- 手術当日の散歩は排泄程度なら構いません。
- 入院中の面会は病院に直接お問い合わせください。
流れ
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➀ 術前計画
手術前に血液検査・X線検査を行い、麻酔リスクの評価・検討を行います。
術前検査の結果、手術の内容、重症度によって、麻酔方法や術式が選択されます。 -
➁ 麻酔導入、毛刈り、消毒処置
処置室にて麻酔導入を行い、麻酔管理を行いながら術野の毛刈り・前消毒を行います。 手術室の衛生状態を保つため、手術室内で術野の毛刈りは原則行いません。
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➂ 処置室から手術室へ移動
術野の毛刈り・前消毒が終わったら、症例をストレッチャーに乗せて手術室へ移動します。
手術室は土足厳禁とし、衛生状態を保っています。 -
➃ 手術室にて麻酔管理、術野の本消毒
手術室へ移動し麻酔器に接続、バイタル(生命活動)の安定を確認します。
その後、術野を複数の消毒液を使って更に消毒します。
これで手術の準備が整います。 -
➄ 手術の実施
完全滅菌処理された手術着・器具などの手術用品を用いて、手術を行います。
麻酔器や生体モニター、パワーツールなどの手術機器は、可能な限り最新鋭のものを揃えております。 -
➅ 手術評価、麻酔覚醒、回復室へ
手術が終了し、術後評価を行った後、手術室にて麻酔を覚醒させます。
麻酔覚醒後、意識レベルや呼吸状態を注意深く観察しながら、回復室(ICU)へ移動します。
その後、必要な入院管理が始まります。
整形外科・神経外科のリハビリについて
当院では積極的なリハビリテーションを行っています。
徒手療法(マッサージ、ストレッチ、関節可動域運動)運動療法(陸上運動、トレッドミル) 物理療法(冷却療法、温熱療法、低出力レベルレーザー治療、低周波電気療法) など組み合わせ機能回復を促進します。
整形外科・神経外科の術後、または股関節形成不全・関節炎などによる疼痛の緩和・機能回復のため、症例に合わせたリハビリをプランニングし実施しています。
外科部門からご案内
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各種検査を実施し、的確な診断、治療法の提案を行います。
経験豊富な獣医師と麻酔スタッフが責任を持って手術に臨みます。
手術前、手術後の説明もご理解いただくまで丁寧にお話させていただきます。 また、一般の動物病院では実施できない手術に関しても、対応しておりますのでご相談ください。
随時、セカンドオピニオンも受け付けております。電話やメールでのご相談、ご来院をお待ちしております。
外科手術のサンプル料金一覧
記載されている内容はあくまで当院診療費の一例ですので実際の診療費とは異なります。予めご了承ください。
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とう尺骨骨折 ¥365,500
自宅にてソファーから落下時に骨折
- 項目名・内訳
- 請求額
- 診察料等(登録料・PCC加入料 )
- ¥12,500
- 検査費用(血液検査・レントゲン)
- ¥36,000
- 外科手術費用(尺骨骨折整復術)
- ¥270,000
- 投薬・注射費用(注射薬)
- ¥15,000
- 入院費用(術後4日間入院)
- ¥32,000
- 合計
- ¥365,500
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大腿骨骨折 ¥443,000
マンションの7階から落下、その後入院
- 項目名・内訳
- 請求額
- 診察料等(初診料・PCC加入料・夜間オプション)
- ¥24,000
- 検査費用(血液検査・レントゲン)
- ¥50,000
- 外科手術費用(大腿骨骨折整復術(複雑))
- ¥270,000
- 投薬・注射費用(注射薬)
- ¥27,000
- 入院費用(術後9日間入院)
- ¥72,000
- 合計
- ¥443,000
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中足骨骨折 ¥227,400
自宅で骨折
- 項目名・内訳
- 請求額
- 診察料等(初診料)
- ¥2,400
- 検査費用(血液検査・レントゲン)
- ¥9,000
- 外科手術費用(中足骨骨折整復術)
- ¥160,000
- 投薬・注射費用(注射薬・内服薬)
- ¥24,000
- 入院費用(術後4日間入院)
- ¥32,000
- 合計
- ¥227,400
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右側大腿骨骨幹中央の斜骨折 ¥404,800
腫瘍による病理骨折
- 項目名・内訳
- 請求額
- 診察料等(診察料)
- ¥1,900
- 検査費用(血液検査・レントゲン )
- ¥29,000
- 外科手術費用(大腿骨骨折整復術(単純))
- ¥280,00
- 投薬・注射費用(注射薬・内服薬)
- ¥50,000
- 入院費用(術後4日間入院)
- ¥42,000
- 合計
- ¥404,800
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脛骨近位骨幹端骨折 ¥405,000
室内でジャンプした際に骨折
- 項目名・内訳
- 請求額
- 診察料等(登録料)
- ¥12,500
- 検査費用(血液検査・レントゲン)
- ¥68,000
- 外科手術費用(右脛骨骨折整復術)
- ¥210,000
- 投薬・注射費用(注射薬・内服薬)
- ¥46,000
- 入院費用(術後7日間入院)
- ¥56,000
- 合計
- ¥405,000
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とう尺骨骨折整復 ¥557,000
マンションの8Fから落下
- 項目名・内訳
- 請求額
- 診察料等(初診料・PCC加入料)
- ¥14,000
- 検査費用(血液検査・レントゲン)
- ¥135,000
- 外科手術費用(橈尺骨骨折整復術)
- ¥285,000
- 投薬・注射費用(注射薬・内服薬)
- ¥43,000
- 入院費用(術後10日間入院)
- ¥80,000
- 合計
- ¥557,000
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左踵骨 斜骨折 ¥287,900
自宅にて抱っこしていたら膝から落下
- 項目名・内訳
- 請求額
- 診察料等(診察料)
- ¥1,900
- 検査費用(血液検査・レントゲン)
- ¥41,000
- 外科手術費用(左踵骨骨折整復術)
- ¥170,000
- 投薬・注射費用(注射薬・内服薬)
- ¥27,000
- 入院費用(術後6日間入院)
- ¥48,000
- 合計
- ¥287,900
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左中手骨骨折整復 ¥397,000
手元から瓶が落下し直撃
- 項目名・内訳
- 請求額
- 診察料等(初診料・PCC加入料・夜間オプション)
- ¥24,000
- 検査費用(血液検査・レントゲン)
- ¥68,000
- 外科手術費用(左中手骨骨折整復術)
- ¥209,000
- 投薬・注射費用(注射薬・内服薬)
- ¥48,000
- 入院費用(術後6日間入院)
- ¥48,000
- 合計
- ¥397,000
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右とう尺骨骨折整復 ¥307,000
ドッグランで足を捻って骨折
- 項目名・内訳
- 請求額
- 診察料等(初診料・PCC加入料)
- ¥14,000
- 検査費用(血液検査・レントゲン)
- ¥56,000
- 外科手術費用(橈尺骨骨折整復術)
- ¥174,000
- 投薬・注射費用(注射薬・内服薬)
- ¥31,000
- 入院費用(術後4日間入院)
- ¥32,000
- 合計
- ¥307,000
以下は、上記以外のテンプレートです。量産が完了したら削除します。
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各種検査を実施し、的確な診断、治療法の提案を行います。
経験豊富な獣医師と麻酔スタッフが責任を持って手術に臨みます。
手術前、手術後の説明もご理解いただくまで丁寧にお話させていただきます。 また、一般の動物病院では実施できない手術に関しても、対応しておりますのでご相談ください。
随時、セカンドオピニオンも受け付けております。電話やメールでのご相談、ご来院をお待ちしております。
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各種検査を実施し、的確な診断、治療法の提案を行います。
経験豊富な獣医師と麻酔スタッフが責任を持って手術に臨みます。
手術前、手術後の説明もご理解いただくまで丁寧にお話させていただきます。 また、一般の動物病院では実施できない手術に関しても、対応しておりますのでご相談ください。
随時、セカンドオピニオンも受け付けております。電話やメールでのご相談、ご来院をお待ちしております。
- ▼各病院のご案内についてはこちら。
- 病院へのアクセス
※こちらの文章はサンプルになります。(注釈とかに使います)