SERVICE

輸血・献血

  • 輸血治療を希望される方へ

    当院で実施する輸血治療について

    • 輸血治療に用いる血液製剤は、当院に登録しているドナー犬猫に献血していただいた血液で作成しています。
    • 血液中の成分が不足したときに、必要な成分を必要な量だけ補充(成分輸血)することで体調の改善を促します。
    • 輸血治療は補助的療法であり、その効果は一過性です。輸血単独では、根本的治療とはなり得ないため、基礎疾患に対する治療が必要となります。
    • 輸血治療には、感染症や免疫反応などのリスクも伴います。

    輸血治療を行うにあたって

    • 当院で基礎疾患の診断と治療を受けていただく必要がございます。
    • 他院からの紹介の場合は、下記の資料をかかりつけ病院から提供のうえ、当院にご持参ください。
    • 診断内容

    • 内服している薬

    • 検査データ(血液・レントゲン・超音波など)

    輸血治療が適用となる疾患

    • 血液凝固異常

    • 免疫介在性血液疾患

    • 悪性腫瘍

    • 腹腔内出血

    • 骨髄疾患

    • 腎臓病

    • 外傷

    • など
  • 献血にご協力ください

    動物医療界には血液供給機関がありません

    近年、動物医療における輸血治療の重要性は高まっています。
    しかし人の医療とは異なり、血液の採血~供給までを行う全国的な組織は、動物医療界には存在しないのが現状です。

    健康な犬猫の協力が必要です

    苅谷動物病院グループでは、病気や怪我の犬猫たちのため、年間を通して約300件の輸血治療を実施しています。
    これを可能にしているのは、ボランティアで登録してくれている‟献血ドナー“の犬猫の存在です。
    血液製剤には有効期限があり長期保管ができないため、一定数の血液製剤を常時保存しておくためには、定期的に献血をしてくれる‟献血ドナー“の協力が欠かせないのです。

    献血ドナー募集要項

    献血ドナーとして認定されるためには、動物が健康であることが必要条件となります。
    当院では、下記の募集要項を満たした犬猫にご協力をお願いしております。

    募集要項

    年齢 1〜7歳
    性別 交配経験・予定のないオス
    妊娠・出産経験のない避妊済みのメス
    体重 10kg以上 3.5kg以上
    予防 フィラリア予防
    ワクチン接種
    ノミ・ダニ予防
    ワクチン接種
    ノミ・ダニ予防
    生活環境 屋内外どちらでも可 完全屋内飼育のみ

    登録時には、健康状態を確認するため、各種検査を実施します。

    献血ドナー登録 特典

    • 特製バンダナをプレゼント
    • 献血10回目・15回目に、オリジナルグッズをプレゼント
    • 献血ドナー引退時に、感謝状を贈呈

    献血の流れ

    ❶お申込み お電にて、ドナー登録希望をお申し出ください。担当者より詳細を説明させていただきます。
    ❷ご来院 8時間の絶食のうえご来院ください
    ❸ドナー登録時検査 獣医師が健康状態をチェックします。
    ❹献血準備 清潔を保つため、採血する部分の毛を剃ります。動物の状態によっては、ストレス軽減と安全確保のため鎮静剤を投与する場合があります。
    ❺採血 頸部または前肢部から採血します。所要時間は10~30分程度です。
    ❻献血後のケア 採血量と同等の皮下補液を行います。
    ❼安静・お食事 お預かりし、体調に変化が無いか観察をします。可能であれば食事をとり、夕方まで休んでもらいます。
    ❽ご帰宅 当日は安静に過ごして頂きます。

    現在、血液が不足しています!

    輸血治療には大量の血液製剤が必要で、例えば、5㎏の貧血の犬を助けるためには、10㎏以上の犬1~2頭の血液が使われます。
    現在、輸血治療に必要な血液量に対して、供給できる血液量が不足しており、献血ドナーの増員が急務となっています。

  • 飼い主様からのメッセージ

    献血ドナーの方の体験談

    小沢様・綱吉ちゃん

    待合室で‟献血ドナー募集中“の掲示を見て関心を持っていたところ、スタッフの方から直接お話を伺う機会があり、「うちの子でお役に立てるなら」とドナー登録を決めました。 最初に献血した際は、麻酔のことや綱吉の体調面などが心配でしたが、しっかりとした説明があり、綱吉が採血している様子を動画で見せていただけたので、その後は安心して臨むことができました。採血後はご褒美が貰え、たくさん褒めてもらえるので、綱吉も喜んでいましたよ。年齢制限のため、8歳になった現在は引退しましたが、健康で役目を全うできて本当に良かったです。今後は経験談をお話しすることで、ドナー登録に関心を持つ方たちの後押しができれば良いなと思っています。

    輸血を受けた方からの「ありがとう」

    瀬田様・アルテマちゃん

    輸血で助けていただいたのは、アルテマが熱中症になった時のことで、大量の血尿があり、ショック状態でした。夜間でしたがすぐに診察していただき、先生から、容態が非常に悪いこと、施せる治療と見込める効果を詳しく説明していただいた上で、輸血治療を受けることにしました。2回の輸血の結果、内臓が激しく損傷した状態から、奇跡的に回復を遂げました。大切なワンちゃん達の命を分けていただいたことで、アルテマが生き長らえることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。これも貴院の充実した設備と献血制度があってこそと、実感しています。助け合いの心で愛するペット達が救われていくということを、少しでも多くの方に知っていただけたらと思います。

    献血ドナーの皆様をご紹介

    • ちとせちゃん

    • モモちゃん

    • 空ちゃん

    • yoonahちゃん

    • RIKUちゃん

    • Xiahちゃん

    • ふうたちゃん

    • かんたちゃん

    • SIMBAちゃん

    • NALAちゃん

    • 平蔵ちゃん

    • フジ丸ちゃん

    • リクちゃん

    • あんずちゃん

    • てんてんちゃん

    • 翔太郎ちゃん

    • 隆之介ちゃん

    • ふうちゃん

    • こじろうちゃん

    • きゅうちゃん

    • マーリーちゃん

    • ムックちゃん

    • ペコちゃん

    • もこちゃん

    • わかめちゃん

    • チャタちゃん

    • ペコちゃん

    • つんつんちゃん

    • ちび太ちゃん

    • かすみちゃん

    • ディーノちゃん

    • ドリーちゃん

    • あやめちゃん

    • ボンちゃん

    • レンちゃん

    • マロンちゃん

    • リンダちゃん

    • 福来ちゃん

    • 三四郎ちゃん

    • 小判ちゃん

    • 楓太郎ちゃん

    • ヴェッキーちゃん

    • マルコちゃん

    • トラジちゃん

    • チャチャちゃん

    • ピノちゃん

    • めいちゃん

    • ときちゃん

    • Joyちゃん

    • 龍騎ちゃん

    • モカちゃん

    • リズムちゃん

    • ドレミちゃん

    • ゴハンちゃん

    • ヨーダちゃん

    輸血治療への取り組み

    輸血治療を安全・確実に行うため、血液療法を専門に研究するプロジェクトチームを組織し、輸血方法の見直しや症例検討を行っています。

    【取り組みの例】

    • 輸血による副反応(溶血などの副作用)回避のための血液検査と交差適合試験の徹底
    • 輸血時の状態チェック(体温・呼吸数・状態変化など)の徹底
    • 血液製剤の管理体制の厳密化
    • 安全な輸血治療の啓蒙のため、外部の動物病院向けの学術・実習セミナーを開催

    輸血治療、献血に関するご相談は…

    苅谷動物病院グループの最寄りの病院に、お電話にてお問い合わせ下さい。